富山県二人で行きたい水の国
富山県は世界自然遺産や秘境、渚百選などさまざまな素晴らしい場所が一杯の人気観光
スポット、 日本三大仏と言われる高岡大仏や加賀二百万石を象徴する富山城などの
建築物も魅力です。寒暖の変化が鮮明な富山は3000m以上の立山や国内で一番の高さを
持つ称名滝など、圧倒される自然に見守られています。又富山を代表する景勝地とも
いえる黒部ダム。世紀の大事業と伝えられているこのダム建設は、映画にもなって
おり、『黒部の太陽』として放映され、全国に知れ渡りました。迫力一杯の黒部ダムや
黒部峡谷電車など、一度出掛けて見てはいかがでしょうか。
立山黒部アルペンルート
交通アクセス : 富山県側、立山駅より立山ケーブルカー
長野県側、扇沢より関電トンネルトロリーバス
アルペンルート内の車両通行は出来ません。移動手段は、自然の状況変化をエンジョイ
できる高原バス、全方向パノラマが展望可能なロープウェイ、地下式ケーブルカー、
黒部ダム建設時に使ったトンネルを走るトロリーバスなど、6種類の乗り物を楽しみな
がら乗り継ぎます。 そこには、雪の大谷で幕が開く春、多様な花が咲き乱れる夏、
豪華に彩る紅葉の秋、そして数々の絶景ポイント、ブナの巨木の原生林が見られる
美女平、湿原が清らかな弥陀ヶ原、雲上の楽園と呼称される室堂、日本一の高さを持つ
黒部ダムなど興奮と感動の世界を堪能できるスポットが満載です。
黒部峡谷トロッコ電車
交通アクセス : 宇奈月温泉駅から徒歩4分で 黒部峡谷鉄道宇奈月駅
黒部峡谷鉄道は、北アルプス北部の立山連峰と後立山連峰の間を峡谷に沿って、
宇奈月~欅平間20.1kmを1時間20分で走る山岳電車です。トロッコ電車の呼び名で
愛され、1年間で100万人以上が利用する日本を代表する観光ラインとなりました。
鉄道の沿線は、豪雪・雪崩が多発するため、例年11月30日から4月20日まで冬季運休
となっています。
五箇山
所在地 : 富山県南砺市相倉
交通アクセス : JR城端線城端駅からバスで約30分
五箇山は、富山県の南西端、庄川沿いにある自然がたっぷりな場所で、日本の原風景を
思わせる、懐かしさに引き寄せられる建造物が立ち並びます。日常を忘れ、四季時々の
景観に包み込まれると、どういうわけか心が安らぎます。相倉(あいのくら)集落と菅沼
(すがぬま)集落が岐阜県白川郷荻町集落と一緒に1995年 「世界自然遺産」に登録され、
日本を代表する文化遺産となり大勢の観光客が訪れています。
高岡大仏
所在地 : 富山県高岡市大手町11-29
交通アクセス : 高岡駅から徒歩約10分
奈良、鎌倉につぐ日本3大仏に数えられる「高岡大仏」は高岡市の観光スポット、
伝統の銅器製造技術の粋を集め、30年の年月をかけて創られたものです。高さ
15.85m、重量65tというサイズはかなり存在感が感じられ、高岡の象徴として市民に
敬愛されています。また境内に文化年間作の時鐘があり、これも市指定文化財です。
奈良の大仏のような大きさはなく、境内もコンパクトサイズですが、親近感や懐かしさ
を覚える大仏様です。
富山城
所在地 : 富山県富山市本丸1ー62
交通アクセス : 富山駅から徒歩約10分
公開 : (9:00~17:00)
休業 : 月曜日、祝日の翌日、休日の翌日、年末年始
名将佐々成政から代々前田家が君臨した富山の必見スポット、富山城跡公園の中に、
立派な天守が見られます。立て直された天守ですが、中は資料館となっており富山の
歴史が理解できるようになっています。お堀から眺めるととても見応えがあり、また
天守からの眺めも素晴らしい景観です。 寛永16年、3代前田利常は、次男利次に
10万石を与えて分家させ、その利次は、廃城になっていた富山城を復旧、寛文元年に
入城して富山藩が成立し、以後富山前田氏13代の居城として明治に至っています。
大牧温泉
所在地 : 富山県南砺市利賀村大牧
交通アクセス : 小牧ダムより庄川遊覧船にのり約30分で大牧温泉到着
ホームページ : http://www.oomaki.jp
大牧温泉は 倶利伽羅峠の合戦に敗北した平家の藤原賀房が、野鳩が湯あみをしている
のを見て発見したといわれている。 日本百名湯にあげられ、庄川流域の断崖にあり、
現在湖水上にただひとつ残された一件宿の秘湯として有名になった。現地までの
移動手段は、1日数回出航する小牧ダムからの庄川遊覧船ひとつで、渓谷の自然を
満喫しながら約30分で到着する。ダム湖に面した宿からゆったりと釣り糸をたれる
のも楽しいひと時だ。
瑞龍寺
所在地 : 富山県高岡市 関本町35
交通アクセス : JR「新高岡駅」から徒歩15分
駐車場 : 普通車約100台、バス13台(料金無料)
1609年(慶長14年)、前田利長は、当時関野と称されていた原野に城を築き、民を
呼び寄せ城下町を作りました。「高岡」の原点はここから始まります。 前田利長の
菩提寺、曹洞宗の名刹。仏殿・法堂・山門が同県で初めての国宝に指定されています。
壮大な伽藍配置様式の豪壮典雅な美しさに驚かされ、加賀藩百二十万石の財力を如実に
見せる江戸初期の象徴的な建築物でした。季節ごとにライトアップも行われており、
光に浮き上がる瑞龍寺を幻想的に観賞することだって出来ます。
能登半島雨晴海岸
所在地 : 富山県高岡市太田
交通アクセス : JR雨晴駅から徒歩で5分
駐車場 : 21台、無料
万葉集に「渋谿(しぶたに)」と詠まれた雨晴海岸は、岩礁多く白砂青松の名勝地。
海沿いから3000メートル級山々を一望することができるのは、世界でも3か所しか
ないそうで、とても貴重な場所です 。また、源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか
雨の晴れるのを待った場所で、地名「雨晴(あまはらし)」の由来となっています。
義経岩、風光明媚な海岸と 迫力満点の景色、海の上の岩に立つ、一本の松が特長に
なっている。
海王丸パーク
所在地 : 富山県射水市海王町8
交通アクセス : 海王丸駅から徒歩約10分
公開時間 :( 9:30~17:00)、夏季~午後6時迄、冬季~午後4時迄
定休日 : 毎週水曜日(祝日の場合は木曜日)、年末年始(12/29~1/3)
公式URL : http://www.kaiwomaru.jp
海王丸パークでは、海の貴婦人と呼称される海王丸を象徴にして、その当時の姿の
ままの状態で公開しています。また、昭和初期に完成した帆船ながら、古さをイメージ
させない美しさを保ち、29枚ある帆を全部広げる総帆展帆は年10回行われて
います。海王丸パークでは帆船海王丸のライトアップを、日没から22時まで毎日
おこなっているので、夜の海王丸も是非見に来てください。
称名滝
所在地 : 富山県中新川郡立山町芦峅寺
交通アクセス : 立山駅から約15分、徒歩約30分
毎年11月末頃~4月下旬は、積雪のため称名道路は閉鎖
ホームページ : http://www.tateyamakankoukyoukai.jp/
駐車場 : 247台( 無料)
迫力満点!落差日本一の称名滝です。立山連峰から流れる水は4段の滝になっており、
1段目が70m、2段目が58m、3段目が96m、4段目が126mで、滝壷の直径
は60m、水深は6mにもなり、その水量は多い時で毎秒100トンを上回るとも
言われていて、国指定名勝・天然記念物に指定されています。融雪期や豪雨の後に
水量が増え,豪快に流れ落ちてゆく大瀑布と化して、称名滝の右側に落差500mの
ハンノキ滝が現れ、二つの滝がV字になって流れ落ちる様は、まさに凄まじさいっぱい
で感動します。
富岩運河環水公園
所在地 : 富山県富山市湊入船町
交通アクセス : JR富山駅から徒歩約9分
駐車場 :171台
海まで続く長さ5.1kmの運河。中島閘門まで、約1.8kmの散策路が整備されています。
以前の運河の面影を残しながら、まるで外国の公園みたいにセンス良く芝生が広がって
整備され、今も周囲に緑地や桜並木を保持する富岩運河は、市民に親しまれながら
ふる里の歩みを一緒に見守るように流れてきた河です。公園内にあるスターバックスは
世界一美しいとも呼ばれ、観光名所になっています。
みくりが池
所在地 : 富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林
交通アクセス : 立山黒部アルペンルート、室堂ターミナルから徒歩約10分
冬季閉鎖
標高2,405mに位置する室堂の象徴と呼ばれる火口湖です。室堂駅より徒歩10分ほど。
最大水深15m、周囲約630mで、北アルプスの中で最も深い高山湖です。高山植物の
種類も多く、運が良ければ雷鳥に出くわすかも、周囲は遊歩道が整備されており、
立山の山々とみくりが池のコラボした景観は本当に美しく、 湖畔にはみくりが池温泉、
その先には温泉の源泉となる地獄谷など景観には事欠きません。
砺波チューリップ公園
所在地 : 富山県砺波市花園町1ー32
交通アクセス : 栃波駅から徒歩約11分
砺波チューリップ公園、 チューリップタワーをシンボルとした都市公園。毎年4月下旬
から5月初旬まで開催される、となみチューリップフェア。春に700品種300万本の
チューリップが、夏には彩り鮮やかなカンナが咲き誇る。その華やかで、素晴らしい
花々を期待して会場は多くの観光客で賑わいます。
北前船廻船問屋森家
所在地 : 富山県富山市東岩瀬町108
交通アクセス : 競輪場前駅から徒歩約8分
営業時間 : (9:00~17:00)
休業日 : 年末年始(12月28日~1月4日)、その他臨時閉館あり
駐車場 : 20台(無料)
国指定重要文化財 旧森家住宅、 明治11年頃に建てられたもので、平成6年、国の
重要文化財に指定。 日本海交易において躍動した北前船の廻船問屋の考え方が刻まれて
います。行く時も戻る時も荷を載せて「倍倍」に儲けがあることにより、地元では
北前船のことをバイ船と言います。往復で儲かるので「のこぎり商売」とも呼ばれ財を
なしました。
富山市ガラス美術館
所在地 : 富山県富山市西町5-1
交通アクセス : 西町駅から徒歩約3分
荒町駅から徒歩約4分
グランドプラザ前駅から徒歩約5分
営業時間 : (9:30~18:00)、(金土は9:30~20:00)
休業日 : 第1・第3水曜日、年末年始
富山市の街の中で際立って目に付くおしゃれな建物「TOYAMAキラリ」は、富山市
ガラス美術館などが入った複合型施設。隈研吾氏によるセンスのある建築と魅力がある
富山のガラスアートが併せて観られる素晴らしい場所です。これがガラス?、という
驚きが隠せない造形美を描くオブジェたちが展示されています。 ビックリする様な
パワーと迫力に満ち溢れた作品です。富山への観光コースにぜひ加えてみてください。