岐阜県飛騨美濃見どころ満載
日本の中央に位置している岐阜県は、飛騨山脈を擁する自然たっぷりの県で、観光資源
がてんこ盛り。世界遺産白川郷合掌造り集落や岐阜城、飛騨高山の古い町並、大ヒット
映画『君の名は』の舞台 「飛騨古川」や極上のブランド牛「飛騨牛」、天下の名湯
「下呂温泉」等々の観光スポットの豊富な岐阜県。 又、美濃国と称されたこのエリア
には幾つもの合戦が起こっています。 特に関ヶ原の戦いは有名で、関ヶ原一帯はたくさ
んの武将の陣跡が残っています。また、日本の原風景が特徴的に残る町は海外からの
旅行者からも大変人気があります。
白川郷
所在地 : 岐阜県大野郡白川村荻町
交通アクセス : 東海北陸自動車道白川郷ICから約10分
高山駅からバスで50分
村営せせらぎ公園駐車場 : 普通車200台(有料)
白川郷には、世間に公開をしている民家、民宿、食事処など多くの合掌家屋が点在して
います。 白川郷の集落は、世界文化遺産に登録され一年で140万人が訪れる人気の観光
名所です。合掌造りは、茅葺(かやぶき)の角度の急激な切妻屋根が一番の特徴だと
言えます。 屋根の形が合掌した際の手の形と同じ様なというわけで、合掌造りと称され
る様になったと言われています。 日本の原風景、合掌作りの集落を歩きつつ心穏やかに
癒しの一時を体験しましょう。
飛騨・高山
所在地 : 岐阜県高山市上三之町界隈
交通アクセス : JR高山駅より徒歩12分
さんまち通り飛騨高山の古い町並は、お馴染みの観光名所、ガイドブックでよく知られ
ているあの光景を、この「さんまち通り」で見ていただけます。名物のみたらし団子や
飛騨牛の握りを食べながら散歩するのがいち押しですね。休日は非常に賑やかな通りに
なり、古都の風景を感じながら散策できます 。通りには地酒や朴葉味噌など、飛騨高山
の名産品を手掛ける店がずらりと並んで、飛騨高山の歴史と文化の町並みを守り続けて
います。
岐阜城
所在地 : 岐阜県岐阜市金華山天守閣18番地
交通アクセス : JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバス約15分
金華山ロープウェー3分、山頂駅から徒歩8分
開館時間 : 3月16日~5月11日 午前9時30分~午後5時30分
5月12日~10月16日 午前8時30分~午後5時30分
10月17日~3月15日 午前9時30分~午後4時30分
休館日 : 年中無休
岐阜城は、かつて稲葉山城と称し、戦国の世には、斎藤道三公の居城でもあったところ
です。特に岐阜城の名を天下に示したのは、不世出の英傑織田信長公がこの城を攻略
し、この地方一帯を平定した後に、地名を「岐阜」と改称し、天下統一の拠点として
からでした。岐阜城は現在築城されている城郭の中においては、有数の高さ(標高329
メートル)があり、天守閣からは、眼下に鵜飼で有名な長良川、東には恵那山、木曽御
岳山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが見渡せます。織田信長公は長良川
の流れを眺めながら天下統一の策を考えたのでしょうか。
下呂温泉
所在地 : 岐阜県下呂市
交通アクセス : 高山本線下呂駅から
下呂のお湯は泉温、84度という高い温度で湧いている正真正銘の天然温泉。 歴史は古
く、江戸時代より湯治場としてにぎわってきた下呂温泉は草津、有馬と並ぶ日本三名泉
のひとつ。泉質はアルカリ性単純泉、無色透明、ほのかな芳香とすごくソフトなお湯は
素肌に負担がなくからんで、絹みたいにつやつやにしてくれます。 年間数多くの人が訪
れている人気抜群の温泉です。
養老の滝
所在地 : 岐阜県養老郡養老町高林
交通アクセス : 養老駅下車徒歩約30分
滝の水が酒に変わったという孝行息子の伝説「孝子源丞内」の昔話を秘めた、養老山地
の巨岩老樹の中を流れ落ちる。 高さ約30メートル、幅約4メートルの名瀑は、養老町
のシンボル。 養老公園は、この滝を核とした約78.6haに亘る大型の公園で、パー
クゴルフ場、テニスコート、こどもの国などがあり、また、養老の滝周囲には歴史が
感じられる多くの観光スポットが見られます。 養老公園の入口から、養老の滝へと続く
道、歴史を感じ取りながらの自然散策をお楽しみください。
馬籠宿
所在地 : 岐阜県中津川市馬籠
交通アクセス : JR中津川駅からバス約30分
JR南木曽駅からバス約35分
JR坂下駅からバス約20分
駐車場 : 約500台 無料
馬籠は、木曽路の最南端に位置している、石畳が敷かれた坂に沿う、中山道43番目の
宿場町です。 小説家・島崎藤村の故郷として知られ、名作「夜明け前」のステージと
なったことで、東濃屈指の観光名所になりました。また、馬籠は国内にもめったにない
坂の宿場としても知られ、 江戸の時代を思い起こす古い町並みが軒を連ねています。
日常から離れ、水のせせらぎ、小鳥の鳴き声を感じ取りながら、お洒落な時間をお楽し
みいただけます。
新穂高ロープウェー
交通アクセス : 定期バス松本から新穂高2時間10分
定期バス高山から新穂高1時間40分
新穂高温泉駅から第一、第二ロ∸プウェーで約12分
駐車場 : 新穂高温泉駐車場230台 有料
鍋平高原駐車場(降雪期は営業中止)790台 有料
新穂高ロープウェイは、奥飛騨温泉郷の奥深いところにあり、日本屈指の風光明媚な
ロープウェイです。 奥飛騨温泉郷に足を運んだらぜひ乗車して下さいね。
新穂高温泉駅から標高2156mの西穂高駅まで第1ロープウェイと国内初めての二階建て
ゴンドラの第2ロープウェイを乗り継いで行きます。疲れを癒しましょう。駅舎屋上の
展望台からは、北アルプスの見晴らし。笠ケ岳(2897m)、槍ケ岳(3180m)、奥穂高岳
(3190m)など、穂高連峰3000m級の山岳、大パノラマを楽しめます。
関ケ原古戦場
所在地 : 岐阜県不破郡関ケ原町
交通アクセス : 関ケ原駅から徒歩約17分
徳川軍・豊臣軍の間で天下取りの決戦が行われた古戦場。今は田園の広がる中ごろに
ある決戦地。こちらには大きい石碑、徳川家・石田家の家紋が入った旗が有り、休息所
もあります。点在している古戦場巡りには レンタサイクルが便利で、「決戦コース」、
「天下取りコース」などウォーキングモデルコースも充実しています。 決戦地以外に
も、北西に位置している笹尾山で敵の攻撃からの防御として使われた竹矢来・馬防柵が
復元されています。又石田三成陣跡の碑や徳川家康最後陣跡など見所たっぷりです。
恵那峡
交通アクセス : 恵那駅からバス約30分
遊覧船の発着地やホテルが集まる場所は公園として整えられており、シーズン毎に多様
な風景がエンジョイできる恵那峡。春は桜やツツジが咲きそろい、初夏は目の覚める
ような新緑、秋は渓谷全体に広がる紅葉、冬はオシドリやマガモ等の水鳥がたくさん
集い、四季折々の楽しみ方があります。 恵那峡の風景は遊覧船から見ると、岸辺の水面
に木々が反映して、より深く美しい景色になります。 恵那峡展望台は、恵那峡大橋の
袂に造られた展望台です。恵那峡の渓谷美を観る絶好のポイントとなっており、眼下に
恵那峡の渓谷と奇岩群が見渡せます。
郡上八幡城
所在地 : 岐阜県郡上市 八幡町柳町一の平659
交通アクセス : 郡上八幡駅から車で10分
営業時間 : 3~5月、9~10月(9時~17時)
6~8月(8時~18時) 11~2月(9時~16時30分)
定休 : 12月20日~1月10日
駐車場 : 郡上八幡城駐車場(山頂)約20台(無料)
城山公園駐車場(中腹)約13台(無料)
戦国時代末期永禄2年(1559)、遠藤盛数により砦が築き上げられたのが、郡上八
幡城のはじまり。明治4年廃藩置県と同時に廃城になった城は、翌年から石垣を残して
解体されましたが、昭和8年に天守閣が木造で復旧されました。朝霧に浮かび出る八幡
城が、天空の城として話題を呼んだ天守閣からは、城下町や奥美濃の山々が展望できま
す。 再建から80年を超える木造天守はもとより、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、
冬の雪化粧など、季節のフォルムを出現させる、郡上八幡城を散策してみませんか。
岐阜シティータワー43
所在地 : 岐阜県岐阜市橋本町2ー52
交通アクセス : JR岐阜駅徒歩3分、名鉄岐阜駅より徒歩8分
営業時間 : 10時~23時、 不定休
市営駅西駐車場 : 623台(有料)
最上階43Fにあるスカイラウンジは、高さ約152mからの大パノラマが広がる、
展望室となっていて、誰でも無料で景色を楽しむことができます。 展望室はほぼ全面
ガラス張りで、開放感あふれ、また明るすぎない室内照明は夜景鑑賞に、最適な場所
です。 南東方向には一宮や名古屋の街全体の夜景、北東方向には岐阜市街の夜景が一望
でき、また南側は展望レストランがあります。最適なデートスポットですね。
華厳寺
所在地 : 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23
交通アクセス : 谷汲口駅からバス約10分
揖斐駅からバス約25分
拝観時間 : 8時~17時(無休)
町営駐車場 : 700台
1キロもあろうかという長い参道両側には、飲食店や土産店などいくつものお店が、
ずらり軒を連ね、見てまわるだけで退屈しません。長い参道の先にある長い石段、この
石段を乗り切るとようやく本堂に到着です。西国三十三番満願霊場であり、満願を成し
遂げた巡礼者が着物を脱いで納める笈摺(オイヅル)堂や、本堂の柱にかかる青銅の鯉
を触って精進落としをするなど、ここだけの雰囲気が漂います。また巡礼だけに限らず
桜や紅葉の名所としても有名で、四季の自然の移ろいを堪能していただけます 。
長良川鵜飼
所在地 : 岐阜県岐阜市湊町
交通アクセス :JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバス約20分
約1,300年前より今に伝わる古典漁法「鵜飼」は岐阜市の夏の風物詩。 伝統装束に身を
包んだ鵜匠が「ほうほう」と声を掛けながらも鵜を巧みにあやつって鮎を狩る様は、
見る人を奥深い世界へ誘い、燃え盛る篝火に古典絵巻を感じ取って貰えるはずです。
現在長良川鵜飼は、毎年10万人を超える観光客が鵜飼観覧を楽しんでいます。
高山陣屋
所在地 : 岐阜県高山市八軒町1ー5
交通アクセス : 高山駅から徒歩約10分
営業時間 :3月~7月(8:45~17:00)
8月(8:45~18:00)
9月~10月(8:45~17:00)
11月~2月(8:45~16:30)
休み : 12月29日、12月31日、1月1日
高山の観光名所「高山陣屋」。朝市でも有名なこのスポット。門前で記念に写真を撮る
観光客はたくさんいますが、中をじっくり見学しなければ、その魅力は伝わりません。
元は高山城主金森氏の下屋敷の一部でしたが、飛騨が徳川幕府の直轄地に決まって以降
は、江戸から来た代官や郡代が、飛騨の政治を行いました。 現存する代官所で唯一この
高山陣屋だけが、江戸時代の主要建物が残っているのを、見ることが出来る、全国でも
貴重な場所でもあるんです。
飛騨古川
所在地 : 岐阜県飛騨市古川町壱之町
交通アクセス : 飛騨古川駅からすぐ
高山の奥座敷と言われ、飛騨に残された古い町並みとして知られる飛騨古川。 石造りの
瀬戸川沿いを、右手に白壁土蔵街、左手には「水呼びの亀」が守る円光寺を見つつ、
ゆったりと散策。4月上旬に瀬戸川に帰ってきた1,000匹余りの色鮮やかな鯉が泳ぐ
瀬戸川は、その潤いのある趣と、情緒豊かな眺めで、城下町飛騨古川散策のメインコー
スです。碁盤のような町割りや古い町家が今も残り、四季折々に見せる約500m続く
白壁土蔵街はそのコントラストが実に美しく、記念写真を撮りながらじっくりと歩き
たくなる道ですね。